UT射角探傷シミュレーター(SeekWay)公開しました。

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🧠 冒頭

weldist.jp / AIVO開発室では、超音波探傷(UT)の射角挙動を可視化する
「UT射角探傷シミュレーター(SeekWay(仮))」
を公開しました。

これは、入射角・探触子位置・反射路程をブラウザ上でリアルタイムに見える化するツールです。

📍開発ページはこちら → weldist.jp/aivo/seekway/


🧱 技術概要(見える化ポイント)

  • 入射角の変化 → 即時ビーム角描画
  • A/B面切替 → タッチまたはクリックで操作
  • 反射点・ビーム路程 → 計算式によるリアルレンダリング
  • スマホ・PC両対応 → UI自動最適化
UT見える化 シュミレーター画像

🧩 開発背景

超音波探傷試験(UT)は、理論で理解できても、実際には 「エコーの立ち上がりの原因」「どんな軌跡で反射しているのか」 を言葉で説明するのが難しい分野です。

そこでAIVOは、教育と実務の橋渡しとして「見える化による理解促進」 を目的に開発を進めてきました。

最初はExcel上で作られたUT可視化ツールから始まり、試行錯誤を経て、ついにWeb対応版 (SeekWay) として一般公開に至りました。

💡 Excel版の制作では、waiさん の協力に心から感謝しています。


🧭 今後の展開

今後は、以下のアップデートを予定しています:

デバイスごとの挙動安定化(PC・タブレット・スマホの操作統一)
開先種類の追加(V型・X型・レ型など複数開先への対応)
ビームの拡散・減衰の再現(振幅と距離減衰を考慮した描画)
探触子パラメータの保存/呼び出し機能
UIレイアウトの最適化(v3系統へ移行予定)

現場教育から実務検討までを一貫してサポートできるツールを目指し、引き続き改良を進めていきます。


🪶 結び

UT見える化プロジェクト ― まだ旅の途中ですが、よければのぞいてみてください。

見えないから難しい。専門的だから説明が難しい。
それなら、見えて理解しやすいものを作ればいい。

このツールは、教育や現場の垣根を越えて
“誰でもUTを体感できる” を目指しています。

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